看護教養とは

知識や経験を活用し、広い視野で的確な判断や対応をする力です。
看護教養を高めることで問題を総合的に考察し、解決へと導くことができます。

看護教養認定資格ってどんな資格？

看護教養認定資格では、看護師が様々な場所で活躍するために必須である、知識や姿勢・視点を習得することができます。

また、資格の取得を通して知識の再確認や新たな発見をすることで、看護師としてさらに成長することができます。

オンライン試験を採用しており、会場で受験する必要がありません。
お手持ちの スマートフォンやPCで簡単に受験することができます。

• Q1

• バイタルサイン

• 解答と解説

• • ①
  • 最低限として血圧と脈拍、SpO2、体温を測定する
• • ②
  • 測定時の値だけでなく、経時的な値を把握して比較する
• • ③
  • 検脈を行う
• • ④
  • 体温計の値だけでなく、身体（体幹や末梢など）に触れる
• • ⑤
  • 意識障害を確認する

• A.

• ①

• 解説
• ①　✕
  呼吸回数や呼吸様式は必ず確認します。また、意識レベルを確認します。意識レベルは普段と変わりがないか（活気がない、興奮状態、無表情、昏睡など）を評価します。
• ②　○
• ③　○
• ④　○
• ⑤　○
• 
  ショック状態に陥る前段階として、頻呼吸や呼吸様式の変化が報告されており、呼吸回数や呼吸様式は非常に重要なバイタルサインです。習慣的に呼吸回数や呼吸様式の観察を加えることで異常の早期発見につながります。

• Q2

• 誤嚥性肺炎

• 解答と解説

• • ①
  • 誤嚥により口腔細菌が気管内に流入することで発症する
• • ②
  • 適切な口腔ケアが発症リスクを低下させる
• • ③
  • 誤嚥をすれば必ず発症する
• • ④
  • 経口摂取をしていなくても発症する
• • ⑤
  • 頭部挙上や頸部前屈で誤嚥を予防する

• A.

• ③

• 解説
• ①　○
• ②　○
• ③　✕
  誤嚥をしたからといって、必ず誤嚥性肺炎を発症するとは限りません。口腔細菌が少なければ誤嚥性肺炎を発症するリスクは軽減します。
• ④　○
• ⑤　○
• 
  誤嚥のリスクがある場合は、口腔ケアで口腔細菌を減らすことが重要です。
  既往に誤嚥性肺炎がある方や誤嚥のリスクがある場合は、口腔ケアを本人に一任するのではなく看護師が最終確認や補助を行います。

• Q3

• 電話応対

• 解答と解説

• • ①
  • 用件を復唱する
• • ②
  • 取り次ぐ相手が不在の場合は、不在であることを丁寧に伝えて電話を切る
• • ③
  • 早口にならないように気をつける
• • ④
  • 電話に出るのが遅くなった場合は、待たせたことを謝罪する
• • ⑤
  • 電話を切るときは、ゆっくり丁寧に電話を置く

• A.

• ②

• 解説
• ①　○
• ②　✕
  取り次ぐ相手が不在の場合は、不在であることを伝えて電話を切るだけでは不十分です。対応としては、こちらからかけ直すか、用件を伝達するか、戻る時間を伝えるかなどを確認します。
• ③　○
• ④　○
• ⑤　○
• 
  電話対応が遅くなった場合は、「お待たせしました。」をつけると好印象です。ビジネスやコールセンターの電話対応では、3コール以上待たせたら「お待たせしました。」を付け加えるとされています。